ゴミクズがスタートアップするブログ

日常に飲まれないためのサードプレイス

近況

近況

 

腸炎で死んでた。前は経口補水液を自作して飲んでうんこしてれば1日で治ったのに今回は丸3日もかかってしまった。ショック。てか病気まじ辛い。人類に優しくなった。いま保険証とってないから病院いかなかった。はよ役所いこう。

 

・シルバーウィークはビジネスホテルを借りて合宿するつもりだったけどなんかいまいち決めきらずカフェでやろうって話になるも、カフェ狭いしちょっとアレだわ。でも嫁が人付き合いしたくない系なのでシェアオフィスは却下。しっかり掃除した家ならちょっと捗るっぽい。

 

・合宿の内容としては「何かサービスを作る」って話は決まってて、カジュアルゲームだとかECだとか案はいろいろあったけど、作りかけの付箋サービスをtoB検証まで持っていけるようにして小銭を稼ごうウッヒッヒという話に

 

・付箋サービスのペルソナを2体つくった。厳密に調査したりしたワケじゃないので「ゴム製のユーザ」かも。でも、今回は試しにそのまま突き進んで見る。後で痛い目を見てみよう。

 

・付箋サービスのアクティビティシナリオを作った。バリューシナリオと平行してちょっとずつ作っていった。

 

・付箋サービスのインタラクションシナリオを作った。それだけじゃちょっと物足りなかったのでプロトが備えるべき振る舞いも列挙した。(ここ、UXDの専門家からしたらツッコミポイントかも)

 

・付箋サービスの検証したい仮説がまとまって来た感じはあまりしないけど、もうちょっと具体的なプロトに落としていく。仮説を検証するというか、「私達が信じる便利そうなもの」を低コストで具現化してユーザーに使ってもらうフローになりつつある。どうなんだろうこれ。

 

・付箋サービスのペーパープロト作ってる。印刷したブラウザの画面に画用紙を切って貼って試行錯誤。

 

・付箋サービスのペーパープロトが完成したのでsketchでワイヤーフレームに落とし込みたい。嫁に教えながら進めたけど飲み込みが早くて助かる。

 

・オブスキュラコーヒーのエチオピアをペーパードリップで飲んだ。香り高い味でってお願いしたのにクリアな味。でもこれは酸味もないしカッピングで良い評価もらいそう

 

・レバーパテがカビで逝ってた。早すぎ。

 

・ティッシュケースもカビてた。まじこの家ありえない。ケースは洗濯、中身は捨てるしか無い。

 

・嫁が美容室に行った

 

・散歩した

 

・ゴキブリ&コバエ退治の道具を買った

  

・世田谷公園でのんびりした。あつい。

 

・秋っぽいアップルパイ買った

 

・思考派と行動派のバランスとか、どこまで何に対してまで思考を深めるべきかについて考えた

 

集合知と独立独考の二項対立を考えた

 

・メンターと「学ぶ心さえあれば、万物すべてこれわが師である」の関係について考えた

 

Facebook Messangerのグループを傍若無人に使って、知りたいことの知識を持っている知り合いたちを「◯◯について考えるグループ」と名付けたグループに集めて、みんなでその問題について答えを出す遊びを考えた。周りからしたらくっそ迷惑かくっそ面白い機会になるかだと思うけど楽しそう。盛り上がる板と盛り上がらない板があるだろうけど。てかそういうことをするためにデザインされたサービスないかな。

 

・また散歩しよ

夢をメモする

すごくサイケデリックなことを言うかもしれないけど、久々に明晰夢を見た。

 

---

 

自分は商店街のみんなからすごく愛されている人間で、ひとりひとりの暮らしに愛と責任を持って接していた・・・ような気がする。

 

あるとき、小さな詐欺事件のようなものが発生し、警察は、そのとき警察権限で使用しうる全ての現金をおとり資金とし、その事件を解決した。

 

すると警察はこう言った。

 

「今ここに12億円がある。今回の操作で活躍してくれたお金だ。これは商店街の皆さんを含む市井の方々のお金だ。今からこれを、ここにいる12人で手で運び、返していくと言ったら、キミならどうする?」

 

場の空気が一気に重くなった。というのも、唐突に12人の右手には拳銃が携えられていたからだ。誰が誰を殺してもおかしくない状況が突如として生まれた。

 

瞬間、僕が思ったのは「この中の誰かがこの12億円を強奪しようとした瞬間、僕はそいつを殺してでも阻止して、全てのお金を皆に返そう」ということだった。

 

そのとき僕の脳裏に浮かんでいたのは、2歳になる息子(そんなものは現実には居ない)の顔であった。

 

もしここで死んだら、もう息子には会えなくなるなあ、そんなことを考えながら、密かに覚悟を固めていた。

 


---

 

 

すると、唐突に夢から覚めた。

 

翻って、自分は「急性腸炎のような症状で飲み会の途中で帰宅してぶっ倒れているゴミクズ」であった。これが現実だ。

 

インフルエンザのような、重い肩こりを始めとする全身の倦怠感があったはずなんだが、厚着した甲斐あってか、全て汗と共に流れていったようだ。

 

21時半に意識を朦朧とさせながら美容室で髪を切って、23時から友人と飲んで、24時には身体の限界を感じて帰宅して寝ていた。ので、およそ2時間半の出来事だった。

 

たったそれだけの間に、あのこの世の終わりのような、明日の業務を停止せざるを得ないような倦怠感は吹き飛んでいき、残ったのは市井の皆様の生活を大切にする想いと、清々しい達成感だった。

 

---

 

これだけ読むと、「ただのさっき見た夢を記録しているオッサン」であり、後から読み返すと「何をワケの分からないことを・・・」と自分で自分が恥ずかしくなるだけなのだが、どうにも久しぶりに明晰夢を見れたことと、それによって何故か精神的にも身体的にもエネルギーが満ち溢れているので、一時保存のために筆をとった。

 

過去に僕は、明晰夢を比較的自由に見れるような訓練をしていたことがある。

 

というのも、大学時代に休学を開始し、起業をするすると言いながら2chのまとめブログを読んで1日を過ごしていたような、どうにもやるせない時期のことだ。

 

ニーチェから始まって哲学にのめり込み、脳科学や、もうすこし学問的に認知科学にかぶれてしまっていたような、少し痛々しい時期のことだった。

 

2chのまとめブログには、「おまいら明晰夢って知ってるか?wwwwwwwww」みたいな煽り文の記事があがっており、その中で紹介されていた、夢の内容をメモにまとめる方法を参考に、高い確率で毎日明晰夢を見れるような訓練をしていた。

 

当時の僕は、夢と現実の区別もつかず、また、別にそれでも社会的に困らないような絶賛ニート生活中だったので、明晰夢の世界を娯楽として満喫できていたのだが、今思えば完全にアート系ヤク中のような思考回路だし、親の気持ちを思うと何重にも申し訳なさが襲いかかってくる。

 

それはさておき、明晰夢はやはり素晴らしかったのだ。なんとなく、人に活力を与えるような、そういう使い方もありえるような気がしてきた。到底制御できるようなシロモノではないが、PubMedで管理されていて、Natureにも掲載された

 

Induction of self awareness in dreams through frontal low current stimulation of gamma activity. - PubMed - NCBI

 

の論文のように、学術的に明晰夢を引き起こす方法はなくもないようだ。もちろん、追試を行ったような論文をまだ確認できていないし、倫理上のハードルは非常に高いのだが、関連論文27の引用元に当っても面白いかもしれない。

 

どうやらファーストオーサーのVoss Uはドイツ人の可能性があり、ちょうどベルリンへの移住を思案しているところだったので、ついでにお話を聞きにいっても面白いかもしれない。

 

---

 

やはりサイケデリックなポエムになってしまったのだが、実に天啓的な体験であった。

スマートウォッチを買ったらガジェットの責任分担が明確になって仕事捗った

システムを設計するときにサーバーのインスタンスオブジェクト指向のクラスみたいな単位で「責任」を設計することが頻繁にある。

ある実体がどう振る舞うのか明確にしたほうが人間の脳が複雑さを整理するのに良いから、僕もよく行う。

日常の中にも結構「責務分担」はある。

たとえば書斎は本と机と椅子を置くことが多い。リビングにはテレビを置くし、寝室にはベッドと柔らかい光の間接照明を置く。

なぜ空間をそのようにデザインするかというと、人の脳が環境に影響を受けやすいからだし、部屋のグラウンディング(※岡田先生の文脈で)ないしは振る舞いを整理することで便利になることもあるんだと思う。

もちろん、全ての要素を一つの実体に持たせても便利なんだけど、便利さは要件に依存するのでその議論は割愛。

んで、今回はガジェットの責務分担を行った。

結論から言うと、「3G回線対応スマートウォッチ」「紙のメモ帳」「kindle fire」「Macbook Pro」の構成に落ち着いた。(ほんとは「付箋」も組み入れたいが検証中)

なんでガジェットの責務分担なんて奇特なことを始めたかというと、スマホが嫌になったからだ。確かになんでもできて便利なんだけど、何でもできすぎて結果何もできなくなっている自分を感じていた。

twitterの誘惑に、slackやmessengerやlineの通知の割り込み、読みたい記事に読みたい電子書籍、その全てが中途半端になっていたし、PCの中も同様に通知や誘惑の流れで混沌としていた。

なので、「通知・連絡」「情報摂取」「思考・創造・記録」の3つのジャンルを明確に分けてガジェットを揃えようと思った。

「通知・連絡」は3GスマートウォッチのX01、「情報摂取」はkindle file、「思考・創造・記録」はMacbook Proとメモ帳だ。

X01にはslack, line, messanger, twitter, 電話, 時計, 地図, 検索, カレンダー, カメラ, テザリングの機能を期待した。 連絡の受発信と、人と会う際に欠かせないツールだけ入れた感じ。スマートウォッチを買う前に、「スマホ無し生活」を2週間体験してみたが、最も困ったのが「待ち合わせ」で、決まった時間に決まった場所に居られなかったときのフェイルセーフが難しいし、スマホが当たり前の文化だと、連絡手段がない側が完全に悪なので、こればかりは本当に困った。他はあんまり困らなかった。気になることを調べたりはできなくてもったいなかったけど、メモ帳に一時保存しておけばあまり問題はないし、暇さえあればスマホばかり見ていたときと比較して思考が深くなった気がする。

kindle fireには技術書や気になる漫画やhuluの機能を期待した。スマートウォッチでtwitterを見るのは不可能ではないが不便なので、暇な時間は自ずとkindleを開くようになって、積ん読がグングン消化されるようになった。家ではkindleをテレビに繋いでhuluを見たりしてる。テザリングしたスマートウォッチをつなげばちょっとした作業や調べ物もできる。大事だなと思ったのは、連絡手段を一切kindleに入れないこと。通知が右上にピョコピョコ出ていては読書効率が落ちるので、ここは徹底したほうがいいっぽい。

Macbook Proはコードを書いたり、evernoteに長めのメモを残したり、まとめて連絡をしたりするのに使う。これも通知がいちいち出てたら集中できないので、通知はスマートウォッチに集約する。通知の度にバイブレーターが震えて、軽く目配せして重要そうなのが来てたらまとめてレスする感じ。SelfControlっていうMacアプリで集中するときはtwitterとかエロサイトを禁じているので、無意識にchromeで[cmd+t => t(witter.com)]などと光速のtwitterアクセスを実行しても404エラーを拝むことになるだけだ。

そんな感じで責務分担したらスマホ+MacbookProのときよりだいぶ「ガジェットのしもべ」感がなくなった。 twitterに連投することを辞めて、メモ帳とか付箋まわりをもうちょっと研究して思考を深化できるようにしたい。

そういえばなんか自然とブログ書くようになったなあ。

3G回線対応のスマートウォッチを買ったのでレビューする

開封の儀

飾りっけ無い箱 f:id:anconium:20150910200353j:plain

中身が炭みたいなので汚れてる・・・ f:id:anconium:20150910200421j:plain

とりまつけとく f:id:anconium:20150910200519j:plain

中国語でお出迎え f:id:anconium:20150910200622j:plain

SIMとこのネジを添付のドライバーであける。(電話できるようにしないとLINEの登録が無理なので優先した。fbログインの遷移がおかしかった。画面表示マターで出来ないこと(ボタンが押せない等)が稀にある。) f:id:anconium:20150910201224j:plain

裏に充電端子がある。変なドックにmicroUSBを挿して、そのドックに本体を鎮座させるタイプ。つらい。 f:id:anconium:20150910200946j:plain

MicroSIMを入れる。ICが画面側。斜めに欠けてる方から挿す。 f:id:anconium:20150910201520j:plain

電源ボタン(右側上部)を押すと時計になった(実画面は写真より黒くてシックな感じ。環境光との兼ね合いで青くなった。) f:id:anconium:20150910200727j:plain

Android4.4.2のデフォルトーランチャーのみ使えるらしい f:id:anconium:20150910200755j:plain

デフォルトの英字キーボードは割と頑張れば打てた f:id:anconium:20150910200906j:plain

普通のAndroidなので使い勝手は一緒 f:id:anconium:20150910201336j:plain

感想

  • Anself Z004だと思って買ったらX01が来た。日本の業者だった。Anselfがいいので交換してもらいたい。
  • 実はAnselfの注文は二度目で、1度目のアメリカのAnself本体に頼んだ。通関を通れなかった上に在庫切れになったとかいう訳の分からんロジックで結局手に入らず返金してもらった。お陰で2週間弱ほどスマホのない生活をしていた。
  • スマホのない生活のデメリットは、地図と土壇場の連絡にある。つまり待ち合わせや訪問にしこたま弱くなる。3Gスマートウォッチならこの辺は必要最低限カバーできるのでミニマルでいい。
  • 最初docomoSIMを認識しなくて困ったけど、再起動したら認識した。
  • 各種アカウントのログイン時にフォームをデフォルトのソフトウェアキーボードが隠してしまう。なので、ユーザービリティーを考えたら英字入力時はminuumを使うといい。あるいはGoogle手書き入力も下部30%くらいしかスペースを取らなくて入力可能の域だった。
  • minuumはキーを長押ししたまま左上にフリックすると音声入力が可能であり、これが日本語で文を書く際に重宝する。声を出すことへの抵抗感は、キー入力しにくいことのストレスに比べたら気にならない(ぇ
  • 電池の減りはline, messanger, twitter, google nowあたりを入れると結構早い気がする(20時に入手して24時までいじり倒してたら75%=>0%になった)
  • 充電ドックが壊れたら何もできなくなる気がする(一番の課題かも(Anselfも同じ機構なので残念))
  • テザリングは普通にできるっぽいが3G
  • MVNOはhihoやb-mobileが使えることはわかっているらしい。
  • 結構腕が疲れる
  • 腕の角度からしてちょっと首をかしげ気味にしなくてはならないのが気になるかも
  • 通話はスピーカーだけど普通にできる。むしろキー入力だるいので積極的に電話したいが、今日び頻繁な電話は嫌われるかもな。
  • RAMが512MBしかないのでアプリ入れまくるとアカンので初期Xperiaのようにアプリを取捨選択する必要あり
  • 本体1.7万+通話つきMVNO月1600円でこのクオリティなら全然あり

まとめ

X01購入後初日の人柱報告は以上です。買った直後は、SIMやキーボードまわりの行き届いてなさで各種アプリ設定がうまく行かなくて「ゴミじゃん」ってなりましたが、一通り相性の良いアプリを揃えると、割と神機かもしれません。ただし充電ドック、テメーはダメだ。

追記

画面右上に「3G」の表示があるのに、外でネットが使えなかった。電話はできた。 家だとWiFiで使ってたから気付かなかった。 結論から言うと原因は、「docomo用APN設定を怠っていた」ということ。SIMを挿してすぐに使えるわけではないんですね。無知でした。

解決方法は

androidlover.net

に従って、docomoのmypageで540円払ってmoperaU(docomoに縛られないアクセスポイント的なやつと解釈している)を契約します。 これは契約ボタンを押した10秒後くらいにアクティベートされるので待ちがなくてよかったです。

その後、記事の通り「設定 => 無線とネットワーク => その他 => モバイルネットワーク => アクセスポイント名」と進み、 X01の場合は「新しいアクセスポイントを追加する」が何故かできないので、中国語のアクセスポイントを編集することでmoperaを登録します。(記事の通りmopera(open)ってやつも登録しました) その後、moperaでつなぐようにラジオボタンを設定してやると、いい感じにWEBにつながるようになりました。

これで心置きなくdocomoを解約して、MVNOに移行できそうです。 b-mobileのAPNがデフォでX01に登録されてたので、安定性あるかな?X01のOEM製品っぽいanselfはhihoで動作したらしいですね。 LTE不要で電話が欲しいので、freetelが安いから挑戦してみたい。

そんな感じ。

ビジョンと市場に流れる力のバランス、そして起業家兼投資家が集中分野を3つ選ぶべき理由などについてもにょもにょ考える

※非常にハイコンテクストな記事なので、一般に推奨できる読み物ではありません

 

前提として、私は「スタートアップ」と呼ばれる形態の会社で働く

フロントエンド・バックエンドの開発者である。

 

開発者ではあるが、起業家でもある。

それ以前に哲学者でもあるが、思索だけして実践しないことは嫌いなので、

現状のような心向きに落ち着いている。

 

「品質とユーザーの要求を兼ね合いし、最速でサービスの価値の有無を検証すること」

がスタートアップにおいて最も重要であると考え

開発者・起業家としての能力を磨いてきたが、

近頃はそれよりもメタな上位レイヤーで勝負が分かれる

ケースがあると認識できたので、とりとめなく書き記せればと思う。


ビジョンにこだわりすぎて失敗するケースや

市場によりすぎて心がついてこないケースがあるように

ビジョンと市場のバランスには心を悩ませてきた。

 

一旦の整理のために、
ビジョンと市場を兼ね合いした私なりの優先順位を言語化しておこうと思う。

(以下のリストは向こう30年で達成したいことを時系列マッピングし、今後大きく成長しそうな市場の時系列マップと照らし合わせて、優先して取り組むべきテーマを決定したもの)


1.【価値の再考】

エクイティハックによる「急成長」のデザイン(未公開株式市場・トライアルラウンド)

 

2.【市場の再考】

この宇宙全体の人口扶養力の向上による「市場の中心」のデザイン(循環型宇宙コロニー・暮らしと労働の在り方)

 

3.【表象意識の再考】

「体験」の破壊的提案による「不可能だったこと可能に」のデザイン(電脳・明晰夢・仮想現実)

 


これらを実現するにあたり、市場の流れとの兼ね合いが重要になる。
趣味や芸術活動のようにROIを度外視して取り組むのではなく、

追い風の吹いている分野から着手し、目標達成に有効な仮説検証を重ねていきたい。

 

また、価値検証をするために必要な開発力の強化や、

業界知識のインプットは非常にコスト高なものなので、

「追い風の吹きそうな注力分野」を3つ程度に制限する事により、

起業家としても投資家としてもバランスのよいものになると考える。

(これがマスクやティールのような起業家兼投資家の強みと考えている)

 

なぜ注力分野を1つに集中せずに3つにするのかというと、

起業家は往々にして思い込みの激しい生き物なので

「追い風が吹きそうだ」という予想は外れる可能性も多分にあるということ、

アテが外れたときに精神失調に陥らないためのモチベーションマネジメント

的な役割を考慮したことなどが理由に挙げられる。

 

開発力とドメイン知識を蓄えた、

自分が心から酔える分野を3つ持っておき、

そのどれかに追い風が吹いたときが勝負所だと考える。

 

また、これらに付随して生活スタイルが決定する。

・最も資金が潤沢で人材に恵まれる土地を拠点に生活する
・配偶者もクリエイティビティに溢れており、日々の生活を心から楽しめる健康的な関係であること
・自らはアイデアを高速で価値検証するだけの高度な開発能力が求められる。
・その先に、資金調達や組織論のような経営者としての力が求められる。

 

私のなにげない思考の吐露が、

誰かにインスピレーションを与えられれば物書き名誉に尽きる。

「え、まだ自力でボタンのCSS書いてるの?Product Huntで探せば良いじゃん」って思った話

Product Huntがやばい

これがそのサービス f:id:anconium:20150419105610p:plain

デイリーで英語圏の人気サービスのランキングが出てる

今日紹介したいのは検索機能

f:id:anconium:20150419105614p:plain

こうやって「CSS button」で検索して実装の楽をしようと思った

Transformiconというのが出た

アニメーションつきボタンを作れるサイトだ

僕は自前でこんなものを作るスキルはない。でもある程度用途に合った既製品にアクセスできた。

これはまた使うかもなと思ってお気に入りに保存した

f:id:anconium:20150419105618p:plain

Transformiconの詳細ページがこれなんだけど

f:id:anconium:20150419105622p:plain

「SIMILAR PRODUCT」という欄がある

f:id:anconium:20150419105626p:plain

Anicollectionというアニメーションをお気に入りして溜めて行くサービスだ。

f:id:anconium:20150419105629p:plain

これもProduct Huntデザインリストに入れた。

こんな感じで一定水準のものを作る事がどんどん簡単になっていくんだろうなあと思った。

エンジニアがデザインの設計を学ぶのに良いサイトまとめでまとめたようなデザインが楽になるサービスへのアクセシビリティが上がっている。1年では状況は変わらないかもしれないが、3年経てばあたり前にアクセスできるようになるだろう。

一足先に情報の非対称性を超えていけ。

せいぞーんせんりゃくー

イーロンマスクについてまとめるお

起業家やプロダクトの歴史を知りたいので。


Elon Reeve Musk (43) (1971.6.28 ~ )

http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/anconium/20141121/20141121005529.jpg

  • 0歳 ー 南アフリカに生まれる。父は南アフリカ人の電子機器技術者、母はカナダ人のモデル
  • 9歳 ー 両親が離婚、父側につく
  • 10歳 ー PCを買い、プログラミングを始める
  • 12歳 ー 500$(*2)でテレビゲーム用のBlasterというコードを売る
  • 17歳 ー 母の親族のつてでカナダに移住し、永住権を得る
  • 19歳 ー クイーンズ大学に入学、2年間過ごす
  • 21歳 ー 奨学金をもらい、ペンシルバニア州立大学ウォートン校で経済学を専攻。
  • 23歳 ー 同校を卒業、インターネット/クリーン・エネルギー/宇宙をテーマとして考える
  • 24歳 ー 高エネルギー物理学を学ぶためにスタンフォード大学院に入学するも、2日で退学
  • 24歳 ー 弟と共にZip2社を操業
  • 28歳 ー Zip2社を売却。307M$の現金と、34M$のストックオプションのうち7%の22M$(*1)を得る。
  • 28歳 ー X.com社の共同創業者となる。
  • 29歳 ー X.com社がコンフィニティ社(ピーター=ティールとマックス=レヴチンが操業した暗号技術・電子マネースタートアップ)と激しい競争をした後に合併
  • 30歳 ー 名称をPaypal社に変更、その後IPO時価総額1.2B$(*5)。
  • 30歳 ー Paypal社をebay社に売却、売却額1.5B$(1)(5)のうち11.7%にあたる165M$を得る
  • 31歳 ー 100M$でSpaceX社を操業。テスラモーターズ社に出資。
  • 31歳 ー Justine Muskと結婚。その後5人の子をもうける。
  • 34歳 ー 総資産328M$(*1)
  • 35歳 ー ソーラーシティ社を従兄弟のリンドン=リーブと操業
  • 38歳 ー 国際宇宙ステーションへの運搬カーゴの契約をNASAと結ぶ。SpaceX社の価値は1.6~3.1B$(*2)と見積もられる。
  • 37歳 ー テスラモーターズ社、CEOに就任。
  • 37歳 ー Justine Muskと離婚、親権はイーロン側へ。
  • 38歳 ー イギリス人女優Talulah Rileyと婚約
  • 39歳 ー テスラモーターズ社をIPO時価総額1.6B$(*4)。
  • 40歳 ー 結婚、5人の子と共に幸せに暮らしているそう。
  • 41歳 ー 民間初となるISSへの運搬船のドッキングに成功する
  • 42歳 ー ハイパーループ構想を発表。6B$かかるとされる。
  • 43歳 ー 総資産11B$(*1)

P.S. btraxさんの記事にもあるように、タルラ・リリーとも離婚しているようですね。

何かあれば@_sgtnまでご連絡ください