利権とdapp
TL;DR
- 政府や超国家に規制できないdapp
- 全構成要素が分散型 (ガバナンス・意思決定・AIモジュール・ストレージ・DNS等・バッチ処理)
- 第三者による信用機関という意味での利権を解体する止められない流れ
- 規制できないことを悪用した公序良俗を乱しうるdappへの抑止力のdapp実装
テクノロジー
- ガバナンス => Tezos (Decredではない)
- 意思決定 => dapp改善プロセスを補助するデータ分析基盤等
- AIモジュール => SingularityNET
- ストレージ => filecoin, storj
- DNS => ENS(Ethereum Name Service)
- バッチ処理 => これは時間を用いた定期処理をネットワークから排してblockheightを使うことで対応
利権というトラストフル技術
- 第三者組織が何かを認定するという機構が社会の要所要所に存在する
- 銀行
- 資格
- 学歴
- ハラル認定等
- 遺伝子組み換え
- トクホ
- 寄付
- 助成金
- これらは将来的にdappで実装可能だが、既存組織の反発が予想される
- ロビイストへのリワードで運転されるdappの存在が予想される
感想
- 暗号通貨への資金流出は既存資産側の希釈を意味するので加速度的に移行が進んだ場合は「社会への適用を暗号通貨が考える」ではなく「社会が暗号通貨に合わせる」が起こると予想
- dappのキラーアプリは「規制できないアプリケーション」「利権の解体」なのかなとか
- Tezos, Bancor, SingNETがすき
- 規制ポイントのないdappがAIを使うためにはSingNETのようなAI DAOが必須なのですき